『キャプテン翼』の高橋陽一氏がオーナーのサッカークラブ「南葛SC」がteketを導入! マーケティングにも活した活用法とは

『キャプテン翼』の高橋陽一氏がオーナーのサッカークラブ「南葛SC」がteketを導入! マーケティングにも活した活用法とは

東京都葛飾区からJリーグ入りを目指し活動をしている「南葛SC」。南葛SCはサッカー漫画『キャプテン翼』の主人公・大空翼が所属するチームと同名の社会人サッカークラブです。原作者である高橋陽一氏がクラブのオーナー兼代表を務めています。
南葛SC_taeket導入_キャプテン翼

teketはそんな南葛SCとチケッティングパートナー契約を締結しました。2024シーズン終了まで、南葛SCのチケット販売および来場者分析・CRMプラットフォームとして「teket」をご利用いただきます。

今回は、株式会社南葛SC マーケティング部の江藤美帆さんにteketを導入した背景や、電子チケット使用についてを伺いました。ぜひ最後までご覧ください。

元日本代表も所属。アジアを代表するクラブを目指す南葛SC

ーー 本日はよろしくお願いいたします。まずは、南葛SCについて教えていただけますか

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江藤 美帆さん

株式会社南葛SCマーケティング・運営部長。米国の大学卒業後、フリーのテクニカルライターを経て起業。2010年に事業譲渡後、上場会社のイントレプレナーとしてスマホ写真売買プラットフォームを開発し、株式会社スナップマート代表取締役就任。2018年に代表退任後、Jリーグクラブ栃木SCに入社。2019年、取締役マーケティング戦略部長就任。2022年より現職。

江藤美帆さん(以下、江藤):南葛SCは、東京都葛飾区に本拠地を置く総合スポーツクラブで、オーナー兼代表取締役は『キャプテン翼』の原作者の高橋陽一先生です。我々の強みは、『キャプテン翼』のファンが全国、全世界にいること。現在は、Jリーグ入りを目標にしていますが、そこを通過点としてアジアを代表するクラブを目指しています。

南葛SCには様々な選手が所属しています。稲本 潤一選手や今野 泰幸選手、関口 訓充選手といった日本代表の一員としても活躍したことのある選手が在籍しており、今年から大前 元紀選手も加入しました。選手の約半分は元Jリーガーで、残りの半分が大学や他の地域リーグから直接入団した若手選手です。

若手選手たちは「選手社員」という形で活動しており、チーム内で選手としての役割を果たしながら、一方で社員としての仕事も行っています。社員としては、グッズの販売担当や、パートナー営業を担当しているんですね。例えば、葛飾地区での「下町パートナー」という取り組みがあるのですが、選手社員には、実際に足を使って地元の店舗を訪れて、ポスターなどを貼らせてもらいながら、少しずつ応援の輪を広げる活動をしています。

導入の決め手は使いやすさ。すぐにチケット販売できるのも魅力

ーー teketを導入した背景について教えていただけますか

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江藤:南葛SCは関東サッカーリーグに所属しているのですが、リーグにチケッティングパートナーがついていないため、クラブ独自でチケッティングのプラットフォームを選択する必要がありました。

私はもともとJリーグのクラブのマーケティングを担当していたのですが、Jリーグは大手のチケット販売プラットフォームがチケッティングパートナーに入っているため、基本的にはそのプラットフォームを使用してチケット販売を行うんですね。

ただそのプラットフォームは、チケットの登録に1ヶ月くらい時間がかかったり、ちょっとしたことを修正してもらうのにも長いときで2週間くらいかかったりしていました。そういったことに不満も感じていたので、南葛SCではチームの担当者が直接情報の入力や修正が行える販売プラットフォームを採用したいと思っていたんです。

それで大手からスタートアップまで、さまざまなプラットフォームに資料を請求して、試用して、精査をしました。

ーー精査をするための具体的な要件などは決められていたのでしょうか

江藤:そうですね。いくつかの要件を決めていたのですが、その中でも

  • ユーザーの購入時の登録の手間が最小限に抑えられること
  • QRで入場管理ができること
  • メールアドレスや属性などのリストが取れること
  • カード決済以外の決済方法があること
  • 招待チケットを発券できること

を重要視していました。Jリーグの時に苦労したのが、招待券の発送だったんですね。1年分のチケットを印刷して送るのですが、準備も含めてこの作業が本当に大変で・・・・・・。それに、送った後にチケットに変更が入った場合などに回収ができないという問題もありました。コロナ禍の影響で電子対応が一般的になりつつあること、また、非接触での入場を希望するお客様が増えていることを踏まえ、これらの要件を反映しています。

ーーそれらの条件を満たしたのがteketだったと。

江藤:そうですね。teketは「サポーターの方に向けたイベントをしたい」と思ったら今日にでも販売できるというのも魅力的でした。また、コロナ禍によるイレギュラーな入場制限や一部の変更が必要になった際も、teketを利用すると、我々自身でCMSにログインし、簡単に情報の修正や追加ができる点が非常に助かりました。

ーーそのほかで、決め手になった部分はありますか。

江藤:やっぱり使いやすさですね。管理画面が非常に使いやすいです。先月に入ったばかりのチケット担当の子も、何も教えていないですが、使いこなしています。あと、入場時のQRの読み取りも本当に簡単ですよね。端末を操作するのはボランティアさんなのですが、ログインしてしまえば誰でもできます。権限もスキャンする人用の権限などの設定ができるので、それもとても便利だと思っています。

クーポンコードで流入経路を細かく分析。マーケにもteketを活用

ーーteketはマーケティング業務にも役立っていますか

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江藤:ダッシュボードにある売れ行き推移のグラフは、日々の数字をリアルタイムで追いかけられるので、すごく役立っています。大体試合の1ヶ月前くらいからチケットを販売しはじめるのですが、10日前の時点で売れ行きが悪いとチラシを配りにいく、SNS広告を出す、といった施策が打ちやすいですしね。それと、発売1週間の売上があまりにも悪いとか、すごく売れている場合などは、何かしら原因があると思うので、異常値の検出にも使っています。

あと、クーポンコードを設定できるので、スクール生の保護者に向けたものでも、チアダンスグループの保護者向けなど、本当に細かく設定しています。そうすると、どのクーポンが効果があったかとか、どの施策が有効だったかとかが可視化できるので流入経路の分析ができるんです。

クーポンコードを流入経路によって分けることにより、どの施策が有効だったかを検証できる(画像はteketの管理画面)

――そこまで細かくクーポンコードを発行されているんですね。これは、ほかの主催団体の方にも取り入れていただきたいと思ったので、teketでも活用させていただこうと思います

江藤:ほかにも、メッセージ配信機能があるのもいいですね。試合に来た人だけに送るといったターゲット設定ができるので、試合に来てくれた方にだけ「ご来場ありがとうございました」というメッセージが送れたり、次節の案内を送ったりできます。時々、クーポンコードを送ったりもしているのですが、こういうことができるのもありがたいです。

紙のチケットだと、チケットを購入されていても、当日試合にきたかどうかまではわかりませんし、そもそもメールアドレスの取得もできないので、この変化は大きいですね。

ーー最後になりますが、teketは南葛SCとチケッティングパートナーの契約を締結しました。我々としては、スポーツイベントで初めての出来事で、大変嬉しく思っています。今後ともよろしくお願いします

江藤:よろしくお願いします。スポーツイベントのチケッティングはコロナ禍以降、急速に電子化が進んでいますが、まだまだ人力の作業も多く、システムそのものがレガシーで、効率化が進んでいるとは言い難い領域です。南葛SCだけでなく、スポーツ・エンタメ業界全体のDX推進にも貢献できればと思っています。

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