日本ハンドボールリーグ所属のHC名古屋が5社の中からteketを導入した決め手とは?
日本ハンドボールリーグ所属のHC名古屋が5社の中からteketを導入した決め手とは?
HC名古屋は名古屋市を拠点に活動をしている、日本ハンドボールリーグ(JHL)に所属する女子ハンドボールチームです。HC名古屋のホームゲームでは、チケット販売のシステムとしてteket(テケト)が採用されています。
紙のチケット販売からQRチケットへの移行を検討する中で採用いただきました。今回は、なぜteketを選んだのか、その理由や背景を伺いました。お話を伺ったのは、HC名古屋の田中俊行様、菅谷美奈様、有限会社ロイヤルクリエイティブの本田和弥様です。ぜひ最後までご覧ください。
teketなら紙のチケットから徐々にQRチケットに移行できる
ーー 本日はよろしくお願いいたします。まずは、自己紹介をお願いできますでしょうか。
田中 俊行さん(左)
HC名古屋の前身であるブラザー工業時代に監督を務めたHC名古屋の初代監督(2002年~2015年)。Uカテゴリーの女子代表監督の経歴も持つ。2022年4月からGM(ゼネラルマネージャー)に就任しHC名古屋を牽引している。
菅谷 美奈さん(中央)
HC名古屋のOGであり、現在はチームスタッフ。コートではコンディショニングコーチとして選手のサポートを、ホームゲームでは事務局としての運営にも関わっている。
本田 和弥さん(右)
外部アドバイザーとして運営のIT化・デジタル化を担当しているITコーディネータ。有限会社ロイヤルクリエイティブの代表。
田中 俊行さん(以下、田中):HC名古屋GMの田中です。全体統括をしています。HC名古屋はNPO法人名古屋スポーツクラブを運営母体として地域に根差した地元密着型のクラブチームです。国内最高峰の日本ハンドボールリーグに参戦しながら、スクール活動、地元イベントや講習会などに参加しハンドボールの普及にも努めています。
菅谷 美奈さん(以下、菅谷):HC名古屋チームスタッフの菅谷です。コートではコンディショニングコーチとして選手のサポートを、ホームゲームでは事務局として運営に関わりながら、teketのページ作成を担当しています。ホームゲームはアットホームな雰囲気が特徴です。試合の迫力はもちろん、来場者に楽しんでいただける運営を心がけています。
本田 和弥さん(以下、本田):有限会社ロイヤルクリエイティブの代表をしております本田です。HC名古屋のスポンサーとして関わらせて頂きつつ、チーム運営のIT化・デジタル化についてアドバイザー・伴走支援を担当しています。
ーー ありがとうございます。さっそく本題に入りたいのですが、teketを知ったきっかけを教えていただけますでしょうか。
本田:2021-2022シーズンの時に、コロナ禍ということもあって、チームはQRチケットの導入を考えていました。ですが、当時は導入までには至らなかったので2022-2023シーズンの開幕になんとか間に合わせようと、私から問い合わせをしたのがきっかけです。
teketを含めて5社に問い合わせをしまして、チームが求める条件や使いやすさを比較検討した結果、テストも実施後にteketを導入しました。
ーー 例えば、チームとしてどのような条件があったのでしょうか?
田中:条件として大きかったのは、「非接触」でのチケット販売や入場対応です。もともと大会運営の際は紙のチケットを販売しており、組織のIT化が進んでおらず管理が困難という課題がありました。ただ、IT化を進めていくと「当人しかシステムを使いこなせない」という話もよく聞くので、本田さんに「誰でも簡単に使えるシステムを探して欲しい」とお願いしました。
菅谷:コロナ禍の対応でいうと、来場されるお客様の緊急連絡先の収集や管理のできる機能があることも重要でした。今までは、お客様に用紙を配り手書きで記入をお願いしていたので、当日の対応がとにかく多かったんですよね。
本田:ほかにも「紙で当日券を販売できる」というのも、条件としてありました。いきなり全てのチケットをQRコードにするというのは我々としては難しく、物理的に当日券を販売することは避けられなかったので、その対応ができるかどうかも重要でした。
これまでの運用方法から徐々にQRチケットに移行できるかなど、慎重に確認をしていってteketに決めた形です。
ーー 仕様面以外のところで、teketにする決め手になったものがあれば教えてください。
本田:画面の見やすさ、使いやすさも良かったですし、あとは、サポートの飯塚さんの対応がとても丁寧で分かりやすかったことも決め手の一つになっています。
シリアルコードの発行で無料招待の管理が楽に
ーー teketを実際に使われてみてどうでしょうか? 率直な感想を教えてください。
菅谷:他社サービスも使ったことはあるのですが、一番使いやすいと感じています。私は細かい設定作業が苦手なのですが、teketは本当にシンプルで、ページ作成なども簡単です。本田さんが丁寧にレクチャーしてくれたことも大きかったですが、そもそも分かりやすい説明も用意されていて、こういったITを活用したページ作成が得意でない人でも操作しやすいと思います。
自分たちの言葉で表現できたり、伝えたい内容を自由に書き込めたり、こちら側のタイミングでイベントが公開できたりなど、運営側の使いやすさを考えてくれていると思いました。
本田:当日の運営もしやすいですね。QRコードを読み取ったりなどの入場関連の対応は、チームのOGの方や、ボランティアの方にお願いすることもあります。そういった当日初めてteketを触る方でも、トラブルなく対応できていて、良い意味で思ったとおりにいったなという手応えを感じています。また、管理画面も分かりやすく、入場者数などもすぐに報告できるのも良いですね。
田中:紙のチケットの頃は、現金払いの方、クレジットカード払いの方など、レーン分けをして並んでいただいていました。そのうえで名簿のチェックや支払いの対応などがあるので、入場するまでにお客様を待たせてしまっていたんですね。今は、入場待ちの待機列ができたとしても、スムーズに滞りなく入場できるようになったので、お客様の利便性が飛躍的に向上したなと思います。
ーー HC名古屋さまは、無料で招待できるコードを発行するシリアルコード機能もお使いいただいていると思います。こちらの使用感をお伺いしても良いでしょうか?
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>シリアルコード発行機能についてのヘルプページ
菅谷:紙のチケットだった頃は、選手が招待したい方にチケットを渡す場合、直接手渡ししなければならなかったり、郵送したり、運営側で対応したりとやりとりが大変でした。取り置きのような形で当日に受け渡しすることもあったのですが、本人確認が難しいなどの問題もありました。
シリアルコードでチケットが発行できるようになってからは、事前にコードの発行枚数を決めて配布すれば良いので事前に対応できて、選手や受付担当が試合当日慌ただしくすることなく準備ができるようになり、情報の確認もスムーズになりました。
ただ、現状のシステムだと、試合ごとに100個くらいシリアルコードを発行しなければならないので、例えば、ひとつのシリアルコードで10名まで利用できる、などもっと利用しやすい形になると嬉しいです。
ーー シリアルコードやご招待の受付については、もっと使いやすい方法を検討させていただきます。今後、teketに期待することを教えてください。
田中:私の立場から見ると、最も重要なタスクは、お客様のセグメント分けを適切に行い、今後の集客戦略をどのように立てるかを検討することです。
ご承知のとおり、ハンドボールはまだマイナーな競技であり、実業団色が強いことから、良くも悪くも競技会の域を脱していないと考えています。そのため、ハンドボールに馴染みのない一般の方が参加しやすい大会にしながら、その母数を増やすことがまず、第一の目標です。同時に、中堅層をコア層に変えることも重要で、コア層の方々がより多くのお金を使ってもらえるように工夫したいと思っています。
これには、プレミアチケットなどの販売や、グッズとの抱き合わせなど、さまざまな方法を検討しています。まず、第一歩としてteketを、QRチケットを導入したので、これからの取り組みにも、大いに期待しています。
ーー ありがとうございました。
teketでは、販促や売上に繋がる機能追加を積極的に行っていきたいと考えています。イベントページや団体(主催者)ページの流入を分析できる機能などを2023年3月に追加しました。
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>イベントページの訪問数や流入分析機能について
今後とも販促や売上に繋がる機能追加を積極的に行って参ります。
teket利用者の声
「お互いを高め合える存在」日本ハンドボールリーグのキーパーソンが語るteketの魅力
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